目次

基本的にネタバレなので注意

[Contents]

メインイベント(神具入手前にレイブレアで分岐させる)

六つ目の神具入手

ラグナスティア
「これで、邪霊の手に渡った2つを除く、
 6つの神具が全て揃いました」
「後は、この神具を持ってコントラキオに行き、
 邪霊を倒して神具を取り戻し、
 フィオナ様の名を刻むだけです」
「……お願いです、私に代わって
 フィオナ様の主権を取り戻してください」

引き受けますか?
はい
いいえ


(はいを選択)


ラグナスティア
「本当は、軍隊を向かわせるつもりでしたが、
 おそらく、今の力で私達が動いても
 返り討ちにあって神具を奪われるでしょう」
「もう、頼れるのは皆様だけなのです。
 冒険者として自由に生きるはずの皆様に
 このような事を願うのは筋違いなのですが……」
「無理を承知でお頼みします。
 皆様のお力とお命、このラグナスティアに
 預けて頂けませんでしょうか」
「コントラキオの扉は、
 既に開いていることでしょう」
「この大地を救ってください。
 そして、もう一度……
 無事に戻って、その笑顔を見せて下さい」
「どうか、どうか……
 皆様に、フィオナ様のご加護がありますように……」


(いいえを選択)


ラグナスティア
「……人払いを」

ラグナスティアが命じると、
首をかしげながらも衛兵らは退室して行った。
今、君たちとラグナスティア以外に誰もいない。

ラグナスティア
「触れたのですね。
 知ったのですね。
 この大地に隠された歴史を」
「今、私が成そうとしている行為は、唾棄すべき裏切りです。
 それは、わかっています。しかし……」
「討たねばなりません」

女王は呼吸を整えるように、
小さく息を吸い込んだ。

ラグナスティア
「ウルナ様のお戻りを祝うという事は、
 フィオナ様の大地を失い、もう一度全てをやり直す事になります」
「そのような大事変が起きれば、
 私たちの生活もただではすみません」
「私たちが今日まで築き上げてきたもの。
 文化、財産、想い出、そして命の安全……
 それらを全て捨てなければなりません」
「……私はビステール女王であると共に、
 この大地の……フィオナ様の巫女です。
 みなさんの命や財を守る義務があります」
「たとえ全てを知っていたとしても、
 その行為が恩知らずであろうとも、
 私は、ウルナ討伐の命を下さねばなりません!」
「ウルナ様に許しを請うつもりはありません。
 この裏切りは、私が命じたものである……。
 そう、ウルナ様に伝えてください」
「これが、フィオナ様の巫女であり、
 ビステール女王でもある、
 ラグナスティアの決断です!!」

言葉は強かったが、
ラグナスティアの目には涙が滲んでいた。
握り締めた拳は小さく震えている。
今、ラグナスティアを支えているのは、
女王という大きな責任だけなのだろう。

ラグナスティア
「責任は、全て私が取ります。
 心が折れそうになったら、城下の皆さん、
 他の町の人々の顔を思い出してください」
「彼らを守れるのは、皆さんだけなのです」
「無理を承知でお頼みします。
 皆様のお力とお命、このラグナスティアに
 預けて頂けませんでしょうか」
「コントラキオの扉は、
 既に開いていることでしょう」
「この大地を救ってください。
 そして、もう一度……
 無事に戻って、その笑顔を見せて下さい」
「どうか、どうか……
 皆様に、フィオナ様のご加護がありますように……」


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

ウルナ
「お前でもだめだったか……」

ゼシュローム
「こうなれば、コントラキオで向かえ討つ(原文ママ)方が
 よろしいかも知れませんな」

ウルナ
「奴らめ、どうあっても私を……」

ゼシュローム
「コントラキオの最深部を拠点としましょう。
 我らエスペル=デクスが持ちうる
 最強の軍勢を呼び寄せ……ウルナ様?」

ウルナ
「許さない…… 絶対に、許さないぞ……」

ゼシュローム
「…………」

ウルナ
「この戦い、負けるわけにはいかぬ。
 命に代えても、勝利するのだ!!」
「来るが良い、
 恩知らずの裏切り者どもめ……!!」

ゆめのなかのミルコ一家

ヘス
「むぅ……ここは一体!?
 しかも、あやつらまでいるぞ」

ゼファル
「これは面妖な……」

ザッパー
「なんか、変な感じだな。
 五感があるような、無いような……」

エルピーナ
「わかった、きっとこれは夢なのよ!」

ミルコ
「へぇ~……
 あ、そうだ!
 夢の中なら勝てるかもしれないよね!」

ゼファル
「またそういう……」

グルティア
「良いじゃありませんか。
 どの道、戦いは避けられないでしょうし」

ミルコ
「よぉし、思いっきり行くぞー♪」

(戦闘)

ミルコたちを蹴散らした。

ミルコ
「また負けちゃった……
 でも、夢ならいいよね!」

ゼファル
「なんですか、その態度!」

ミルコ
「だって、夢だもん」

ゼファル
「ならば、夢でもヘルマスター!!」

ゼファル(鉄仮面)
「フゴォォォォオオオオ!!」

ミルコ
「ひーーー!?」

グルティア
「みんなと夢の中にいる夢を見ている……
 不思議なものですね」

ザッパー
「ミルコじゃねぇけど、
 これ、起きたら何も無かった事に
 なってるってパターンか?」

ミルコ
「記憶も残ってないのかな?」

ゼファル
「なるほど、記憶に残らない。
 なるほどねぇ。
 ……ふっふっふ!」

ミルコ 「え? ゼファル?」

ゼファル
「はっはっは、そうですか、記憶に残らないと!
 ならば、はっちゃけても良いんですよねぇ!?」

ミルコ
「う、うん。良いとは思うけど……」

ゼファル
「ふ……ふふふっ……」
「ふははは! ならば、出陣だああああああ!
 俺に、俺についてこいよぉぉぉおおお!
 ぶっこわせぇぇぇ! うっひょぉぉおおお!!」

ゼファルは剣を振り回しながら去っていった。

ミルコ
「ゼ、ゼファル…… どうしちゃったの?」

ザッパー
「ゼファルなんて放っておけよぉ」

ミルコ
「そうはいかな…… ザッパー?」

ザッパー
「なぁ、ミルコぉ……
 お前な、早く強くなって、
 俺の背中に乗ってくれよぉ」

ミルコ
「いや、まぁ…… そのつもり……」

ザッパー
「待ってるんだからさぁ。
 俺の手綱はぁ、お前の為にだけあるんだぜぇ?
 ソコんとこ、わかってるぅ?」

ミルコ
「わかってる……
 っていうか、そんなに擦り寄ってこられても」

ザッパー
「じゃあさぁ、もっと稽古しろよぉ~」
「でないと俺様、他の人のグリフォンに
 なっちゃうかも知れないぜ?
 いいの? いいのぉ?」

ミルコ
「ち、近い、近いって……
 ちょっと! ザッパー!?」

ザッパー
「なぁ~ なぁ~ってばぁ~~~♪」

ミルコ
「ザ、ザッパーも変になった!?
 た、助けてぇ……!!」

ザッパー
「あ、ミルコぉ~ 待てよぉ~~~♪」

2人は走り去って行った。

ヘス
「おかしな場所じゃのう。ならば、わしも……
 少し遅い春を探しに行こうかのぉ~!?
 ふおっふおっふおっ!!」

ヘスは走り去って行った。

エルピーナ
「……アホらし。
 あたし帰るね。おやすみ、姐さん」

グルティア
「ええ。おやすみ、エルピ……」

エルピーナ
「ちゅっ♪」

グルティア
「!!
 な、ななな……!?」

エルピーナは飛び去って行った。

ミルコ
「はぁ、はぁ、はぁ……
 やっと振り切った!!
 グルティア、大丈夫?」

グルティア
「え、えぇ。
 大丈夫のような、大丈夫じゃないような……。
 坊ちゃまはご無事だったようで」

ミルコ
「まったく、
 夢だからってみんな好き放題しちゃって」
「走ってて気付いたんだけどさ、
 この服、
 少し小さくなっちゃってるみたいなんだ」

グルティア
「あら、本当ですわね。さすが育ち盛りですわ」

ミルコ
「また、服を作ってくれる?
 家から取り寄せてもいいんだけど、
 ボク、グルティアの縫ってくれた服がいいな」

グルティア
「ええ、構いませんよ」

ミルコ
「ありがと!」

グルティア
(本当に、大きくなりましたわね)

ミルコ
「今度は動き回っても大丈夫なように……」

グルティア
(夢の中、ねぇ)

ミルコ
「丈夫で動きやすいとかー……」

グルティア
(何をしても、目が覚めたら覚えてないと……)

ミルコ
「ねぇ、聞いてるの?」

グルティア
「……ぇばいいのに」

ミルコ
「どうしたの?」

グルティア
「ミルコ様なんて、死んじゃえばいいのに」

ミルコ
「えっ!?」

グルティア
「レンザー家なんか世継ぎが居なくなって、
 没落してしまえばいいのよっ!!」

グルティアは両手でミルコの頬をつねった!

ミルコ
「ほへー!?」

グルティア
「ミルコ様なんて、ミルコ様なんて……!!」

ミルコ
「ひはいー! ひはひほー!?」

グルティア
「こうしてやる…… こうして!!」

ミルコ
「はへへほ、ふるひぃあーーー!?」

グルティア
(何よ、情けない声出して!
 こんなガキのために、私は……!!)

ミルコ
「はひー!? はひひー!?」

グルティア
「…………」

ミルコ
「ふぐぅ~ ひゃへへ~~~」

グルティア
「……まったく」

ミルコ
「ぷはっ!!
 な、何するんだよグルティア!
 急につねるなんて……わあっ!?」

グルティア
「よい……しょっと」

ミルコ
「う、うわっ? グルティア!?」

グルティア
(それでも、私が育てたのか…… この子を……)

グルティアはミルコを抱きかかえた。

ミルコ
「お、おろしてよ、恥ずかしいよ!
 つねったり、抱っこしたり、
 グルティアも変になっちゃったの!?」

グルティア
「……変に?
 そうですね。そうかも知れませんわ。
 ウフフフ!」

ミルコ
「がーん……」

グルティア
「あの、坊ちゃま」

ミルコ
「なに?」

グルティア
「少し……
 その、2人で歩きませんか?
 探検してみません? この場所を。……ね?」

ミルコ
「……降ろしてくれるなら」

グルティア
「はいはい」

グルティアはミルコを降ろした。

ミルコ
「い、言っておくけど!
 もう。子供じゃないんだからね!?」

グルティア
「わかってますわ」

ミルコ
「なら、いいけど……」

グルティア
「申し訳ありません。
 ふふっ。怒らないでくださいな」

ミルコ
「もぅ…… じゃ、行こうか!」

ミルコはグルティアの手を取った。

グルティア
「あっ……」

2人は去っていった。

エルミナージュ・司書の部屋

エルミナージュ進入(1周目)

ヒズベルト
「あらあら、
 可愛い子羊ちゃんたちが
 迷い込んで来たこと」
「どうしようかしら?
 このまま送り返しちゃうかな……」
「う~ん……」
「…………」
「…………まぁ、いいわ」
「ここはエルミナージュ。
 そして、私はヒズベルト。よろしくね」

エルミナージュ進入(2周目)

ヒズベルト
「また来ちゃったの?」
「はぁ……。
 まったく、しょうがない子たちね」
「ん?
 『また』って、どういう意味かって?
 いいのいいの。気にしないで頂戴」
「ここはエルミナージュ。
 そして、私はヒズベルト。よろしくね」

話す

ヒズベルトについて

ヒズベルト
「エルミナージュは、
 神々によって産み出された世界に起きた、
 全ての出来事を記録している場所」
「あなたにとっては途方も無い話だろうけど
 フィーナス・ラーデ以外にも、
 沢山の空間と大地が存在しているの」
「私の役目は、
 そのエルミナージュの情報整理」
「流れ着く情報は膨大で……
 目の前のあなたを見つめ、
 言葉を聞いていながらも」
「私の片方の目と耳は
 無限の事実を受け止め続けているわ。
 今、まさにこの場においても」
「その空間で起きたあらゆる戦乱から、
 あなたが初めて恋をした相手まで……」
「全ては
 エルミナージュに記録され、収束する」
「うふふっ、びっくりした?
 でも、安心して。
 私はただの傍観者だから」
「機構は実体への干渉を許されない。
 それがエルミナージュの法」
「どんな災いや悲劇が起きても、
 私は見ている事しかできない」
「その代わり、
 たとえ神があなたを見放しても、
 私があなたから目を逸らす事は無いわ」
「いつも、見守っているからね」
「さ、お話を続けましょうか。
 聞きたいこと、沢山あるんでしょう?」

神について

ヒズベルト
「偉大なお方よ。
 でも、あなた達の味方とは言えないわ」
「あなた達は
 『ある方の悔悟』によって
 存在を許されている」
「その先は話せないの。ごめんなさいね」

闇の眷属について

ヒズベルト
「闇の眷属……。
 何をもって闇の眷属とするか、難しいけれど」
「闇に生を受け、
 破壊を運命づけられた者たちよ」
「神々の手によって
 新しく世界が産まれると、
 彼らは総力をあげて制圧しに来るわ」
「コントラキオの一件以外にも、
 沢山の危機を見て来たはずよね?」
「警戒なさい。
 気を抜けば、ボイド様の猟犬は
 あなた達の大地を喰らい尽くしてしまうわ」
「……あなた達なら、
 きっと乗り越えられると信じているけれど」

この大地について

ヒズベルト
「若いけれど古い大地
 気の遠くなるような時を経て、
 あなた達の大地は存在してる」
「多くの愛と、真心に支えられながら、ね。
 いま話せるのはこれだけ」
「もっと探すのよ。創世の痕跡を。
 あなた達なら、
 遙か昔の約束をきっと果たせると思うわ」

この大地について(一定条件を満たした後)

ヒズベルト
「…………。
 そうだ、蔵書整理をしなきゃ」
「ごめんなさい、
 あなた達の相手をする暇はなさそう。
 また今度ね」

ヒズベルトの蔵書整理を見ていますか?
 →はい
  いいえ

(「いいえ」を選択)

君達は邪魔をしないように側を離れた。


(「はい」を選択)

ヒズベルトは君達を無視するかのように、
本を手に取り始めた。

ヒズベルト
「やぁね。ごちゃごちゃになっているじゃない。
 ちゃんと片付けておかないと」
「えぇと……管理番号……これは未登録ね。
 ゼフカカはウルナ。系は301のラーデ」
「創命神オルセス様がお作りになった大地で、
 生命は発生したけれど、デーハインが
 承認しなかったもの。懐かしいわね」
「そしてこっちは管理番号304972。
 ゼフカカはフィオナ。系は487のノリス」
「存在神デーハイン様がお作りになった大地。
 承認はされているけれど、
 命が発生しなかった場所」
「まぁ、創命神と仲違いして
 勝手に作ったのだから当然よね」
「あら、途中から系が変わっているわね。
 系は301のラーデ。
 書き換えられた、とメモされているわ」
「どうして改竄されているのかしら?」
「うーん……」
「あぁ、思い出した」
「新創地304972は、
 生命を移住させようとした
 オルセス様やサリジャナ様が……」
「未登録大地のウルナと
 無理やり融合させてしまったのだったわ。
 生命が生きられるよう、系まで更改して」
「結果、この大地は管理番号304972、
 301のラーデ系になった、と」
「まったく、面倒な事をしてくれるわよね。
 ご丁寧に大地の名前まで
 フィウール・ラーデなんて変えちゃって」
「こんなことで機構の目を
 誤魔化せるなんて思っていたのかしら?」
「管理番号304972.487の
 フィオナ・ノリスは……」
「承認されない大地ウルナ・ラーデと融合され、
 管理番号304972.301の
 フィウール・ラーデに変更されて……」
「こんな面倒な事をしてくれた
 創命神オルセス様と変幻神サリジャナ様は
 事象の地平に送られて当然」
「でも、往生際の悪いサリジャナ様は、
 去り際にデプルス因子なんて
 ばら撒いたんだっけ」
「この因子の拡散、
 私がわざと見逃したんじゃないか、
 なんてサブラ様以来の不信任案も出されたわ」
「まったく腹の立つ話!!」


……何故だろうか。吐き捨てる言葉とは裏腹に、
ヒズベルトの表情は過ぎ去った日の記憶を
懐かしむように見えた。


ヒズベルト
「この大地の記録はかなり厚いわね。
 潜在的にもう1つのゼフカカを抱えていて
 不安定なくせに、よく続いたこと」
「……でも、結局終わってしまったのよね。
 終了時刻は61043891」
「あら、珍しい。
 全く同じ開始時刻の大地があるわ。
 その大地は管理番号712612、系は……」
「やだ、系まで同じ301じゃない」
「この頃は……空間神ボイド様が主席神になり、
 エルド創出のための計画が
 全体的に見直された時期よね」
「エルド創出のための特別な大地が計画され、
 エルド創出の可能性の低い大地は
 ことごとく整理されていったわ」
「その中には、アラーナ系の
 ベルナフなんて大地もあったわ。
 稀に見る信心深い平和な大地だった……」
「……見ていたわよ。彼女の無念も、全て」
「そして、
 同時に整理されたのがフィウール・ラーデ」
「あら、追記なんてあるのね。
 廃棄を提案するボイド様と存続を提案する
 デーハイン様の間で意見交換がなされた」
「神も後悔するのかしらね?
 あの一件以来、
 デーハイン様は人が変わってしまったもの」
「既に移住した生命も根付いているけれど、
 潜在的に2つのゼフカカ、ウルナとフィオナを
 抱えていて不安定なフィウール・ラーデ」
「なになに、追記によると……。
 聖礎なんてものを持ち出したのね」
「ゼフカカの主権を保障するもの。
 これによって、フィオナの主権が確定し、
 不安定さは解消され、ボイド様も一応は納得」
「ただし、ウルナは永遠に封印される事になった。
 そして、この大地は管理番号を変えて
 いちど仕切り直しすることになった」
「……フィーナス・ラーデとして」
「ふぅ。
 頭がこんがらがっちゃうわね」
「あの時は大変だったわ。
 同じ大地を再登録するなんて
 前代未聞だったもの」
「ナルゥ様直々に、
 ウルナ・ラーデ時代からいる四匹の古い獣の
 記憶まで弄る騒ぎになって」
「アシュテル様なんかは
 いっそのこと消してしまえと言ってたわ」
「機構に正式な届出があったからよかったものの、
 下手をすればデーハイン様も地平送りよ」
「……まぁ、
 存在神の意向は無視できないし、
 仕方ないのだけれど」
「んで!!」
「加えて、今回の
 闇の眷属によるウルナ復活事件だもの!
 ほんと、大尚書はやってくれるわ!!」
「あの子達、
 どこまで神と大地に敵対するつもりなのかしら」
「でも、騒ぎのお陰で救われた子もいる」
「本当に長かった。
 けれど
 2人とも、やっとあるべき姿になれたのよね」
「……あら、そんな所で何をしているのかしら?
 さっさとあっちに行きなさい。ふふっ……」

神々の世界について

ヒズベルト
「ごめんなさい。
 教える事はできないわ」

奥の扉について

ヒズベルト
「あの扉のむこうでは、
 1人のお姫様と
 4人の従者が闇の眷属と戦っているわ」
「あなたも冒険者なら、
 助けてあげたらどうかしら?
 ……きっと無関係じゃないと思うわよ」

人間やエルフ達

ヒズベルト
「可愛いわ、とっても」

命とは

ヒズベルト
「さあ?」


記録された歴史

ヒズベルト
「これは、あなた達の記憶。
 経験してきた事が記されているわ」
「お望みなら
 もう一度記憶を辿ることができるけれど」
「この記憶を辿ってみる?」
 →はい
  いいえ

(「いいえ」を選択)
ヒズベルト
「そう。いいわよ、どちらでも」

(「はい」を選択)
ヒズベルト
「わかったわ。
 では、行ってらっしゃい。
 自らの記憶の中へ」

(戦闘終了後)
ヒズベルト
「はい、お疲れさま。
 どうだった? 何か収穫あったかしら」

どの番号で誰と戦えるのか覚えてないので 誰かリストを作るべきだが 前見た気がするけどどこにあったかな

雑談

1周目、もしくは記録のワンド入手後で周回条件を満たす前

ヒズベルト
「なぁに?
 どこかで会ったような気がするって?
 さぁ、どうかしら? うふふっ」

2周目以降

ヒズベルト
「なぁに?
 どこかで会ったような気がするって?
 さぁ、どうかしら? うふふっ」
「そうだ、
 せっかくまた出逢えたんだもの。
 記念にこれをあげるわ」


記録のワンド を手に入れた。


ヒズベルト
「このワンドは、特別な品。
 あなたの旅が無駄じゃなかったって、
 きっと思えるようになるわ」

周回条件を満たした後

ヒズベルト
「あなた、随分強くなったのね。
 それなら……
 少し、面白い体験をしてみない?」


ヒズベルトの言う通りにしますか?
 →はい
  いいえ

(「いいえ」を選択)
ヒズベルト
「そう……」


(「はい」を選択)
ヒズベルト
「じゃあ、目をつぶって……
 そうよ、良い子ね……」
「あなた達は少し、頑張りすぎたみたいね。
 この先は神々の領域。
 人が立ち入ることは叶わない」
「法が乱れ、律が破られるなら、
 私はあなた達の世界を
 閉じなければならないわ」
「だから、お戻りなさい。
 全てを忘れて、人として生き直すために」
「その代わり……
 あなた達の旅がもっと楽しくなるように、
 おまじないをしてあげる」

(2周目へ行く場合)
*  レア・アイテムの出現率が 上昇  *

ヒズベルト
「あなた達の歩んできた道……
 そのまま持ち帰る事はできないけれど、
 地図だけでも覚えて帰る?」


*      マップを引き継ぐと      *
*    踏破扱いには なりませんが    *
*  埋めた部分の地形を見る事ができます  *


マップを引き継ぎますか?
 →はい
  いいえ

ヒズベルト
「そろそろ、お別れの時間。
 けれど、
 これは新たな物語の始まりでもあるわ」
「あなた達が歩みを止めない限り、
 私たちは何度でも逢える。
 何度でも、語りあう事ができる」
「またいつか…… 会いましょうね」


奥の扉

奥の扉(話す前)

ヒズベルト
「ん? 奥の扉が気になるの?
 通りたい?
 さーて、どうしようかしら」

奥の扉(話した後)

ヒズベルト
「行くのね。
 止めたりはしないわ。行ってらっしゃい。
 色んな物を見てくるのよ」

奥の扉を初めて通るとき

???
「ヒズベルト様。
 ウルナ=ゼフカカを新創地にしたそうですね」

ヒズベルト
「ええ。それが何か?」

???
「ウルナ=ゼフカカは出自からして不正な大地」
「いたずらに残しても、
 闇の眷属を肥えさせるだけ」
「これを期に、廃棄すべきではなかったかと」

ヒズベルト
「暫定的な措置よ。登録しないままにして、
 後で神々の間でもめて、やっぱり登録、
 なんてなったら面倒だもの」
「無かった物を用意するより、
 既にある物を廃棄した方が楽でしょう?」

???
「それだけでしょうか。
 私には、ヒズベルト様の個人的な思惑が
 介在しているように思えてなりません」
「ゼフカカを如何に成すかは神の意思。
 ボイド様のお耳に入ったらどうなることやら」

ヒズベルト
「エルミナージュの情報管理は私の管轄。
 神々にお伺い立てるような話ではないわ」
「それに、神が廃棄するというなら、
 勝手にやればいいでしょう。
 私はそれを記録するだけよ」

???
「そういえば……
 ヒズベルト様は過去に2回ほど
 不信任を問われてましたね」
「デプルス因子の件。
 そして、煌天秤の件……」

ヒズベルト
「いずれも否決されたでしょう。
 私は潔白よ。
 それとも、蒸し返すつもりかしら」

???
「いえいえ、滅相もございません。
 ただ…… 大分と……」
「大分と……、
 ボイド様が気にかけておられましたよ?」
「サブラ様と同じ道を辿るにしても、
 もう少し上手くやって頂かないと困るのですよ」
「私が司書になるには、時期尚早……。
 色々と準備したい事がございますので。
 どうかそれまで、ご自愛頂ければと……」

ヒズベルト
「はい、どうも。
 良い後任が見つかるまで、頑張らせてもらうわ」

???
「その余裕、どこまでもつか楽しみです」

ヘヴァユール
「このヘヴァユール、
 既にボイド様の推薦を頂いていること、
 お忘れ無きよう……」


人影は去っていった。


ヒズベルト
「…………」

古の唄ウルナード

廃画「滅びの朝」.png

ウルナは願った ちいさな幸せ
地中に息づく 初めての友
手を取り祝おう 二人の出会いを
触れる指先 土の温もり

ウルナは願った 果て無き空を
大空に舞え 二人目の友
風が吹き抜け 天地を結ぶ
抱きしめてみれば 愛しき命

ウルナは願った 心の炎
燃えよ魂 三人目の友
胸に宿るは 命の賛歌
ここに在るのは 潰えぬ希望

ウルナは願った 安らぎの水
深くたゆたう 四人目の友
寝顔を照らすは 月光の波
この幸せよ 永遠であれ


Last-modified: 2022-11-19 (土) 12:07:18

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