*目次 [#i89adc49] 基本的にネタバレなので注意 #contentsx *メインイベント(主) [#b8c152c8] // *メインイベント(神具入手前にレイブレアで分岐させる) [#w3a65951] // *エルミナージュ・司書の部屋 [#ad11dd54] **エルミナージュ進入(1周目) [#ea0ed81b] ヒズベルト~ 「あらあら、~ 可愛い子羊ちゃんたちが~ 迷い込んで来たこと」~ 「どうしようかしら?~ このまま送り返しちゃうかな……」~ 「う~ん……」~ 「…………」~ 「…………まぁ、いいわ」~ 「ここはエルミナージュ。~ そして、私はヒズベルト。よろしくね」~ ~ **話す [#zae04621] ***ヒズベルトについて [#lcf74e64] ヒズベルト~ 「エルミナージュは、~ 神々によって産み出された世界に起きた、~ 全ての出来事を記録している場所」~ 「あなたにとっては途方も無い話だろうけど~ フィーナス・ラーデ以外にも、~ 沢山の空間と大地が存在しているの」~ 「私の役目は、~ そのエルミナージュの情報整理」~ 「流れ着く情報は膨大で……~ 目の前のあなたを見つめ、~ 言葉を聞いていながらも」~ 「私の片方の目と耳は~ 無限の事実を受け止め続けているわ。~ 今、まさにこの場においても」~ 「その空間で起きたあらゆる戦乱から、~ あなたが初めて恋をした相手まで……」~ 「全ては~ エルミナージュに記録され、収束する」~ 「うふふっ、びっくりした?~ でも、安心して。~ 私はただの傍観者だから」~ 「機構は実体への干渉を許されない。~ それがエルミナージュの法」~ 「どんな災いや悲劇が起きても、~ 私は見ている事しかできない」~ 「その代わり、~ たとえ神があなたを見放しても、~ 私があなたから目を逸らす事は無いわ」~ 「いつも、見守っているからね」~ 「さ、お話を続けましょうか。~ 聞きたいこと、沢山あるんでしょう?」~ ***神について [#v436df4f] ヒズベルト~ 「偉大なお方よ。~ でも、あなた達の味方とは言えないわ」~ 「あなた達は~ 『ある方の悔悟』によって~ 存在を許されている」~ 「その先は話せないの。ごめんなさいね」~ ***闇の眷属について [#o3aba2cb] ヒズベルト~ 「闇の眷属……。~ 何をもって闇の眷属とするか、難しいけれど」~ 「闇に生を受け、~ 破壊を運命づけられた者たちよ」~ 「神々の手によって~ 新しく世界が産まれると、~ 彼らは総力をあげて制圧しに来るわ」~ 「コントラキオの一件以外にも、~ 沢山の危機を見て来たはずよね?」~ 「警戒なさい。~ 気を抜けば、ボイド様の猟犬は~ あなた達の大地を喰らい尽くしてしまうわ」~ 「……あなた達なら、~ きっと乗り越えられると信じているけれど」~ ***この大地について [#l5cdffec] ヒズベルト~ 「若いけれど古い大地~ 気の遠くなるような時を経て、~ あなた達の大地は存在してる」~ 「多くの愛と、真心に支えられながら、ね。~ いま話せるのはこれだけ」~ 「もっと探すのよ。創世の痕跡を。~ あなた達なら、~ 遙か昔の約束をきっと果たせると思うわ」~ ***この大地について(一定条件を満たした後) [#w909a446] ヒズベルト~ 「…………。~ そうだ、蔵書整理をしなきゃ」~ 「ごめんなさい、~ あなた達の相手をする暇はなさそう。~ また今度ね」~ ~ ヒズベルトの蔵書整理を見ていますか?~ →はい~ いいえ~ ~ (「いいえ」を選択)~ ~ 君達は邪魔をしないように側を離れた。~ ~ ~ (「はい」を選択)~ ~ ヒズベルトは君達を無視するかのように、~ 本を手に取り始めた。~ ~ ヒズベルト~ 「やぁね。ごちゃごちゃになっているじゃない。~ ちゃんと片付けておかないと」~ 「えぇと……管理番号……これは未登録ね。~ ゼフカカはウルナ。系は301のラーデ」~ 「創命神オルセス様がお作りになった大地で、~ 生命は発生したけれど、デーハインが~ 承認しなかったもの。懐かしいわね」~ 「そしてこっちは管理番号304972。~ ゼフカカはフィオナ。系は487のノリス」~ 「存在神デーハイン様がお作りになった大地。~ 承認はされているけれど、~ 命が発生しなかった場所」~ 「まぁ、創命神と仲違いして~ 勝手に作ったのだから当然よね」~ 「あら、途中から系が変わっているわね。~ 系は301のラーデ。~ 書き換えられた、とメモされているわ」~ 「どうして改竄されているのかしら?」~ 「うーん……」~ 「あぁ、思い出した」~ 「新創地304972は、~ 生命を移住させようとした~ オルセス様やサリジャナ様が……」~ 「未登録大地のウルナと~ 無理やり融合させてしまったのだったわ。~ 生命が生きられるよう、系まで更改して」~ 「結果、この大地は管理番号304972、~ 301のラーデ系になった、と」~ 「まったく、面倒な事をしてくれるわよね。~ ご丁寧に大地の名前まで~ フィウール・ラーデなんて変えちゃって」~ 「こんなことで機構の目を~ 誤魔化せるなんて思っていたのかしら?」~ 「管理番号304972.487の~ フィオナ・ノリスは……」~ 「承認されない大地ウルナ・ラーデと融合され、~ 管理番号304972.301の~ フィウール・ラーデに変更されて……」~ 「こんな面倒な事をしてくれた~ 創命神オルセス様と変幻神サリジャナ様は~ 事象の地平に送られて当然」~ 「でも、往生際の悪いサリジャナ様は、~ 去り際にデプルス因子なんて~ ばら撒いたんだっけ」~ 「この因子の拡散、~ 私がわざと見逃したんじゃないか、~ なんてサブラ様以来の不信任案も出されたわ」~ 「まったく腹の立つ話!!」~ ~ ~ ……何故だろうか。吐き捨てる言葉とは裏腹に、~ ヒズベルトの表情は過ぎ去った日の記憶を~ 懐かしむように見えた。~ ~ ~ ヒズベルト~ 「この大地の記録はかなり厚いわね。~ 潜在的にもう1つのゼフカカを抱えていて~ 不安定なくせに、よく続いたこと」~ 「……でも、結局終わってしまったのよね。~ 終了時刻は61043891」~ 「あら、珍しい。~ 全く同じ開始時刻の大地があるわ。~ その大地は管理番号712612、系は……」~ 「やだ、系まで同じ301じゃない」~ 「この頃は……空間神ボイド様が主席神になり、~ エルド創出のための計画が~ 全体的に見直された時期よね」~ 「エルド創出のための特別な大地が計画され、~ エルド創出の可能性の低い大地は~ ことごとく整理されていったわ」~ 「その中には、アラーナ系の~ ベルナフなんて大地もあったわ。~ 稀に見る信心深い平和な大地だった……」~ 「……見ていたわよ。彼女の無念も、全て」~ 「そして、~ 同時に整理されたのがフィウール・ラーデ」~ 「あら、追記なんてあるのね。~ 廃棄を提案するボイド様と存続を提案する~ デーハイン様の間で意見交換がなされた」~ 「神も後悔するのかしらね?~ あの一件以来、~ デーハイン様は人が変わってしまったもの」~ 「既に移住した生命も根付いているけれど、~ 潜在的に2つのゼフカカ、ウルナとフィオナを~ 抱えていて不安定なフィウール・ラーデ」~ 「なになに、追記によると……。~ 聖礎なんてものを持ち出したのね」~ 「ゼフカカの主権を保障するもの。~ これによって、フィオナの主権が確定し、~ 不安定さは解消され、ボイド様も一応は納得」~ 「ただし、ウルナは永遠に封印される事になった。~ そして、この大地は管理番号を変えて~ いちど仕切り直しすることになった」~ 「……フィーナス・ラーデとして」~ 「ふぅ。~ 頭がこんがらがっちゃうわね」~ 「あの時は大変だったわ。~ 同じ大地を再登録するなんて~ 前代未聞だったもの」~ 「ナルゥ様直々に、~ ウルナ・ラーデ時代からいる四匹の古い獣の~ 記憶まで弄る騒ぎになって」~ 「アシュテル様なんかは~ いっそのこと消してしまえと言ってたわ」~ 「機構に正式な届出があったからよかったものの、~ 下手をすればデーハイン様も地平送りよ」~ 「……まぁ、~ 存在神の意向は無視できないし、~ 仕方ないのだけれど」~ 「んで!!」~ 「加えて、今回の~ 闇の眷属によるウルナ復活事件だもの!~ ほんと、大尚書はやってくれるわ!!」~ 「あの子達、~ どこまで神と大地に敵対するつもりなのかしら」~ 「でも、騒ぎのお陰で救われた子もいる」~ 「本当に長かった。~ けれど~ 2人とも、やっとあるべき姿になれたのよね」~ 「……あら、そんな所で何をしているのかしら?~ さっさとあっちに行きなさい。ふふっ……」~ ~ ***神々の世界について [#ic58df81] ヒズベルト~ 「ごめんなさい。~ 教える事はできないわ」~ ~ ***奥の扉について [#b6aa1f08] ヒズベルト~ 「あの扉のむこうでは、~ 1人のお姫様と~ 4人の従者が闇の眷属と戦っているわ」~ 「あなたも冒険者なら、~ 助けてあげたらどうかしら?~ ……きっと無関係じゃないと思うわよ」~ ***人間やエルフ達 [#o816641c] ヒズベルト~ 「可愛いわ、とっても」~ ~ ***命とは [#b5db57c7] ヒズベルト~ 「さあ?」~ ~ ~ *記録された歴史 [#f18ed1bf] ヒズベルト~ 「これは、あなた達の記憶。~ 経験してきた事が記されているわ」~ 「お望みなら~ もう一度記憶を辿ることができるけれど」~ 「この記憶を辿ってみる?」~ →はい~ いいえ~ ~ (「いいえ」を選択)~ ヒズベルト~ 「そう。いいわよ、どちらでも」~ ~ (「はい」を選択)~ ヒズベルト~ 「わかったわ。~ では、行ってらっしゃい。~ 自らの記憶の中へ」~ ~ (戦闘終了後)~ ヒズベルト~ 「はい、お疲れさま。~ どうだった? 何か収穫あったかしら」~ ~ ~ *雑談 [#i8772717] ヒズベルト~ 「なぁに?~ どこかで会ったような気がするって?~ さぁ、どうかしら? うふふっ」~ *雑談(2周目以降) [#e4362e29] // ~ ~ *雑談(周回条件を満たした後) [#wd8fdee3] ヒズベルト~ 「あなた、随分強くなったのね。~ それなら……~ 少し、面白い体験をしてみない?」~ ~ ~ ヒズベルトの言う通りにしますか?~ →はい~ いいえ~ ~ (「いいえ」を選択)~ ヒズベルト~ 「そう……」~ ~ ~ (「はい」を選択)~ ヒズベルト~ 「じゃあ、目をつぶって……~ そうよ、良い子ね……」~ 「あなた達は少し、頑張りすぎたみたいね。~ この先は神々の領域。~ 人が立ち入ることは叶わない」~ 「法が乱れ、律が破られるなら、~ 私はあなた達の世界を~ 閉じなければならないわ」~ 「だから、お戻りなさい。~ 全てを忘れて、人として生き直すために」~ 「その代わり……~ あなた達の旅がもっと楽しくなるように、~ おまじないをしてあげる」~ ~ (2周目へ行く場合)~ * レア・アイテムの出現率が 上昇 *~ ~ ヒズベルト~ 「あなた達の歩んできた道……~ そのまま持ち帰る事はできないけれど、~ 地図だけでも覚えて帰る?」~ ~ ~ * マップを引き継ぐと *~ * 踏破扱いには なりませんが *~ * 埋めた部分の地形を見る事ができます *~ ~ ~ マップを引き継ぎますか?~ →はい~ いいえ~ ~ ヒズベルト~ 「そろそろ、お別れの時間。~ けれど、~ これは新たな物語の始まりでもあるわ」~ 「あなた達が歩みを止めない限り、~ 私たちは何度でも逢える。~ 何度でも、語りあう事ができる」~ 「またいつか…… 会いましょうね」~ ~ ~ *奥の扉(話す前) [#t19d4c13] ヒズベルト~ 「ん? 奥の扉が気になるの?~ 通りたい?~ さーて、どうしようかしら」~ *奥の扉(話した後) [#v6f00765] ヒズベルト~ 「行くのね。~ 止めたりはしないわ。行ってらっしゃい。~ 色んな物を見てくるのよ」~ *奥の扉を初めて通るとき [#i6a6e4f7] ???~ 「ヒズベルト様。~ ウルナ=ゼフカカを新創地にしたそうですね」~ ~ ヒズベルト~ 「ええ。それが何か?」~ ~ ???~ 「ウルナ=ゼフカカは出自からして不正な大地」~ 「いたずらに残しても、~ 闇の眷属を肥えさせるだけ」~ 「これを期に、廃棄すべきではなかったかと」~ ~ ヒズベルト~ 「暫定的な措置よ。登録しないままにして、~ 後で神々の間でもめて、やっぱり登録、~ なんてなったら面倒だもの」~ 「無かった物を用意するより、~ 既にある物を廃棄した方が楽でしょう?」~ ~ ???~ 「それだけでしょうか。~ 私には、ヒズベルト様の個人的な思惑が~ 介在しているように思えてなりません」~ 「ゼフカカを如何に成すかは神の意思。~ ボイド様のお耳に入ったらどうなることやら」~ ~ ヒズベルト~ 「エルミナージュの情報管理は私の管轄。~ 神々にお伺い立てるような話ではないわ」~ 「それに、神が廃棄するというなら、~ 勝手にやればいいでしょう。~ 私はそれを記録するだけよ」~ ~ ???~ 「そういえば……~ ヒズベルト様は過去に2回ほど~ 不信任を問われてましたね」~ 「デプルス因子の件。~ そして、煌天秤の件……」~ ~ ヒズベルト~ 「いずれも否決されたでしょう。~ 私は潔白よ。~ それとも、蒸し返すつもりかしら」~ ~ ???~ 「いえいえ、滅相もございません。~ ただ…… 大分と……」~ 「大分と……、~ ボイド様が気にかけておられましたよ?」~ 「サブラ様と同じ道を辿るにしても、~ もう少し上手くやって頂かないと困るのですよ」~ 「私が司書になるには、時期尚早……。~ 色々と準備したい事がございますので。~ どうかそれまで、ご自愛頂ければと……」~ ~ ヒズベルト~ 「はい、どうも。~ 良い後任が見つかるまで、頑張らせてもらうわ」~ ~ ???~ 「その余裕、どこまでもつか楽しみです」~ ~ ヘヴァユール~ 「このヘヴァユール、~ 既にボイド様の推薦を頂いていること、~ お忘れ無きよう……」~ ~ ~ 人影は去っていった。~ ~ ~ ヒズベルト~ 「…………」